親は 「自分はまだまだ元気だし、相続税のことなんて心配無用。」 と思っていて…
子は 「相続税が心配だけど、親の財産のことを聞くのは気が引ける…。」 と思っています。
そして、お互いに切り出せないまま…ある日突然、相続発生。
当然、遺言書なんて作っているわけがなく…相続人全員で遺産分割協議をすることに。
「私がずっと親の面倒をみていたんだから」
「あなた、お父さんから生前にお金もらっていたよね?」
相続人も皆高齢なので、最後の資産獲得のチャンスと捉えて一歩も引きません。
しかも相続財産に不動産が多い場合は、現金のように皆平等に分けるなんてことは不可能です。
兄弟は仲が良くても、その配偶者は他人なので好きなことを言います。
すると分割協議は整わないので裁判です。遺産分割調停となり…それでも解決しない場合は審判に。
審判となった場合は、原則、法定相続分で分けることになるので、不動産は全て売却して現金で分けます。
今まで仲が良かった兄弟の関係はこうなると修復不可能です。しかも親が残してくれた財産は何も残らないという結末に…。
お客様に相続のことについてお話をすると
「うちはそんな揉めるほど財産が多くないから大丈夫。」
おっしゃる方が多いですが、実は調停や審判など裁判所で争うこととなった相続争いの中で、
全体の約76%は遺産額5,000万円以下のごく普通の家庭です。実は少ないほど取り合いになるのかもしれません。
しかも裁判事件数はここ20年で1.5倍に増加しています。
親は当然 「自分がいなくなった後も、子ども達はみな協力して仲良くしてほしい」と思っていて
子も 「税金のことも心配だけど、何よりも親の財産が原因で揉めるなんてことは避けたい」と思っているはずです。
つまり相続対策はそのうちやればいい、ではなく、元気な今のうちでしかできないということです。
明るい未来のために、今、行動を起こしていただければと思います。
BESTHOUSE では皆様の相続対策サポートとして
「AI相続支援くん」を導入しています。
財産内容、財産額、相続人、配分などを入力すると相続税を自動計算し、診断指標をスコアリング(対策の必要性を見える化)してくれる優れものです。
さらにそれらの課題に対して、どのような対策ができるかも提案してくれるので
「相続対策といっても何から手をつけたら良いのか分からない…」という方には、ぜひご活用いただければと思います。
今、相続が発生したら、相続税がかかるのか、かからないのか。
かかるのであれば、いくらかかるのか。
これが分かるだけでも、とてもスッキリします。
もちろんご相談は無料です。対策推進のなかで、もし、不動産の活用や売却が必要なときだけ、お手伝いさせていただければと思います。
それでは、皆様のご相談をお待ちしております。